婦人科良性腫瘍、婦人科悪性腫瘍に対する手術成績・予後の後方視的解析

研究実施のお知らせ

2020年1月22日ver.1.1

研究課題名

婦人科良性腫瘍、婦人科悪性腫瘍に対する手術成績・予後の後方視的解析

研究の対象となる方

1994年1月から2019年8月までの25年間に島根大学医学部附属病院を受診し、子宮がん、卵巣がん、子宮良性腫瘍、卵巣良性腫瘍と診断され、手術治療を受けられた方

研究の目的・意義

【背景】 近年内視鏡手術が盛んに行われるようになり、婦人科腫瘍においても腹腔鏡手術・ロボット支援下手術が保険適応となりました。

【目的】 子宮良性腫瘍、卵巣良性腫瘍と診断され手術を受けられた患者さんの手術成績を開腹手術と、腹腔鏡手術で比較検討し、内視鏡手術の有利な点、あるいは不利な点を明らかにいたします。また子宮がん・卵巣がんの患者さんの術式と治療後の状態に関して、手術の方式により関係があるかどうかを検討します。

【意義】 内視鏡手術を受ける患者さんが増加しており、これまでの開腹手術を受けた患者さんとの手術成績を比較することにより内視鏡手術の安全性について検討することが可能となります。また子宮がん、卵巣がんの術式と手術後の状態についても検討を行うことでより良い手術手技が確立することになるため、研究の意義は極めて大きいと考えられます。

研究の方法

子宮がん、卵巣がん、または良性婦人科疾患で治療目的に手術を受けた患者さんのカルテから 手術成績(手術時間、出血量など)、を調査いたします。また子宮がん・卵巣がんの患者さんについては手術後外来受診の様子についても確認させていただきます。この研究によって得られる個人情報は決して外部に漏れることないように責任をもって厳重に管理します。また、病院関係者にも漏れることないように管理いたします。研究に用いる診療情報、解析データは島根大学医学部産婦人科学講座において厳重に管理します。

研究の期間

2020年1月(研究許可後)~2024年12月

研究組織

この研究は島根大学医学部産科婦人科学講座のみで行うものです。

石川雅子(研究で利用する情報の管理責任者)

相談・連絡先

この研究について、詳しいことをお知りになりたい方、ご自身のデータを研究に利用してほしくない方、その他ご質問のある方は次の担当者(研究責任者)にご連絡ください。なお、利用停止のお申し出は、2020年3月までにお願いいたします。それ以降は解析・結果の公表を行うため、情報の一部を削除することができず、ご要望に沿えないことがあります。

研究責任者

島根大学医学部産科婦人科学講座助教 石川雅子
〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1
電話 0853-20-2268  FAX 0853-20-2264

研究事務局

島根大学医学部産科婦人科学講座助教 石橋朋佳、山下瞳
〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1
電話 0853-20-2268  FAX 0853-20-2264

遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)に対する 診療体制
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