先進医療としての腹腔鏡下広汎子宮全摘術の再発のリスク因子の後方視的検証
研究実施のお知らせ
2020年1月22日ver.10
研究課題名
先進医療としての腹腔鏡下広汎子宮全摘術の再発のリスク因子の後方視的検証
JGOG1081s-A1
1.研究の対象
2014年12月から2016年12月までの2年間に先進医療として行われた腹腔鏡下広汎子宮全摘術を受けられた方、JGOG1081sに参加された方
2.研究目的・方法
研究期間:2020年4月(研究許可後) ~ 西暦2020年12月31日
先進医療として行われたLaparoscopic Radical Hysterectomy (LRH)263症例の実態調査研究を過去に行っており、この症例を対象に手技の詳細を含めた長期予後の追跡調査を行い、さらに一定の基準を設けることで良好な予後の担保を行うことができるかを検証します。
3.研究に用いる情報の種類
術前MRIと摘出標本での最大腫瘍径、LRH執刀症例数、子宮回収方法、リンパ節回収方法、術後30日以内の合併症の詳細、再発部位の詳細 等
4.研究の方法
対象となる患者さんのカルテから術前の状態(画像検査、腫瘍の大きさなど)手術成績(手術時間、出血量、子宮・リンパ節の回収方法、手術のビデオなど)、術後の状態(術後の病理診断、入院日数、合併症、再発の有無、再発部位)を調査いたします。この研究によって得られる個人情報は、対象になる方のデータから氏名等の特定の個人を識別することができる記述等を削り、代わりに新しく番号をつけて匿名化を行ったうえで、大阪大学医学部附属病院に送り、外部に漏れないように厳重に保管されます。当院で集積したデータについては、当院研究責任者が本研究終了後3年間、保管・管理し、データ解析を実施する大阪大学医学部附属病院では集積したデータを5年間保管・管理し、その後破棄します。
5.研究組織
研究代表者:大阪大学医学部附属病院 産婦人科 小林栄仁
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2
電話:06-6879-3351 FAX:06-6879-3359
参加(実施)研究機関
小林栄仁 大阪大学医学部附属病院 産婦人科
金尾祐之 がん研有明病院 婦人科
寺井義人 大阪医大 産婦人科
山下 剛 市立函館病院 産婦人科
梅村康太 豊橋市民病院 女性内視鏡外科
干場 勉 石川県立中央病院 産婦人科
田中浩彦 三重県立総合医療センター 産婦人科
安藤正明 倉敷成人病センター 婦人科
長谷川哲哉 大和市立病院 産婦人科
志岐保彦 大阪労災病院 産婦人科
浅田弘法 新百合ヶ丘総合病院
舟本 寛 富山県立中央病院 産婦人科
吉田 浩 横浜市立市民病院 産婦人科
小谷泰史 近畿大学 産婦人科
京 哲 島根大学 産婦人科
戸上真一 鹿児島大学病院 産科・婦人科
野間 純 広島市立広島市民病院 婦人科
松浦俊明 福岡総合病院 産婦人科
藤原 浩 金沢大学附属病院 産科婦人科
吉野 潔 産業医大 産婦人科
権丈洋徳 九州大学病院 産婦人科
藤岡 徹 愛媛大学医学部付属病院 産婦人科
6.お問い合わせ先
ご自身のデータを研究に利用してほしくない方、その他ご質問のある方は次の担当者(研究責任者または研究事務局)にご連絡ください。なお、利用停止のお申し出は、2020年6月までにお願いいたします。それ以降は解析・結果の公表を行うため、情報の一部を削除することができず、ご要望に沿えないことがあります。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
研究責任者:島根大学医学部産科婦人科学講座助教 石川雅子
〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1
電話 0853-20-2268 FAX 0853-20-2264
研究事務局:島根大学医学部産科婦人科学講座助教 石橋朋佳、山下瞳
〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1
電話 0853-20-2268 FAX 0853-20-2264