第21回日本婦人科がん分子標的研究会が当医局の主催で開催されました
2022年12月27日
令和4年12月23−24日、玉造温泉のホテル玉泉にて第21回日本婦人科がん分子標的研究会が開催されました。
あいにくの列島を襲った大雪で当日の航空機がほとんど欠航となり、また陸路の特急「やくも」も計画運休となったため、参加が叶わない会員が多く、当初はどうなることかと心配しました。
特別講演の先生は4名中2名がWeb出演となりましたが、ご講演を十分に堪能できました。
一般演題の先生で現地に来れなかった先生も、急遽ライブでのWeb出演が叶い、質疑応答は十分に尽くすことができたように思います。コロナ禍でWeb講演が常態化した恩恵を被ることができたと感じました。
一般演題の先生の中には、大雪を見越して前日に来て下さった先生もおり、素晴らしい発表に対して質疑応答が伯仲し、会場は大いに盛り上がりました。
懇親会も盛り上がりを見せ、中にはホテルの自室で4次会まで行った強者がおりました。
今回から設立された天神・菊池賞は、世話人の選考及び現地での投票を経て、和歌山県立医大産婦人科の岩橋尚幸先生が見事に受賞されました。懇親会の場で受賞者が発表され、記念の盾が贈られました(井箟教授が代理で受賞)。
また、同じく今回から設立された井上賞には、全演題発表が終了後、学術集会長の選考により、近畿大学産婦人科 宮川知保先生が受賞されました。
本研究会は、質疑応答をとことん尽くすことを特徴としており、研究に熱い情熱を傾ける婦人科医が年一回集まる会でありますが、
その伝統を脈々と受け継ぐべく、大雪というアクシデントに見舞われながらも、会場内は非常に熱い議論がなされ、参加いただいた先生方のおかげと感謝申し上げます。
今年は雪を見ながらの温泉を楽しんでいただけたものと思います。
ご協力いただきました参加者、関係各位に心より感謝申し上げます。
来年は山形大学産婦人科 永瀬智先生の主催で行われます。