留学生 フセイン先生の論文が掲載されました
2021年07月07日
バングラディッシュからの留学生のフセイン先生の研究成果が公表されました。
doi: 10.3390/cancers13133174.
苦節4年、御夫婦共に同じjournalに論文が掲載され、喜ばしい限りですね。
研究成果は、子宮内膜症に認められる癌遺伝子の変異の生物学的意義を検証するもので、卵巣チョコレート嚢胞の上皮由来の細胞をテロメレース遺伝子導入により不死化し、子宮内膜症に認められる癌遺伝子の変異を人為的に導入して性格の変化を検証したものです。
これらの遺伝子変異は、細胞の浸潤能などを亢進させ、内膜症の病態を形成する一因となっていることが確認されました。このような実験モデルは世界的にもほとんど無く、価値のある研究成果となりました。
フセイン先生、おめでとうございます。