皆本先生の論文がInternational Journal of Molecular Science誌に公表されました!
2020年12月27日
周産期チームのヘッドである皆本先生が数年がかりで取り組んできた研究がこの度International Journal of Molecular Science誌に受理され、公表されました(doi: 10.3390/ijms21249688)。臍帯血のテロメア長を計測し、母体の様々なパラメーターからの関連性をつぶさに解析しました。当初予想していた母体の栄養状態やストレスとの関連性はなかったものの、不妊治療(ART)の有無との関連性が明らかになりました。ARTによる出生胎児のテロメア長は有意に短縮しており、これが児の将来的な病態とどのように関連してくるのかが今後の焦点となってきます。皆本先生の数年がかりの膨大な努力が報われ、おめでとうございました。