平成28年度 第2回島根産婦人科学会・産婦人科医会が開催されました。

2016年12月11日

平成28年12月11日、出雲ロイヤルホテルにおいて本年度の第2回島根産婦人科学会・産婦人科医会が開催されました。数多くの一般演題と、今回からはカレントトピックスとして今話題の学術ネタの紹介、および周産期医療協議会からのfeedbackというコーナーを設け、盛りだくさんの内容となっております。カレントトピックスでは当科の中山准教授から「免疫チェックポイント阻害剤」の話を、周産期医療協議会からのfeedbackでは当科の皆本講師からFGR babyのスクリーニングの重要性について、および胎盤早期剥離の徴候についての患者啓発活動指針について話をして頂きました。
一般演題も活発な議論がなされました。初期研修医の先生方(産婦人科入局決定!)の堂々とした発表振りも印象的でした。
特別講演には岡山大学産婦人科 平松祐司教授をお招きし、「糖代謝異常合併妊娠をめぐる最近の話題」とのタイトルにてご講演を賜りました。日本糖尿病・妊娠学会理事長のお立場から、糖代謝異常合併妊娠に関する最新情報をご教示頂きました。診断基準の変更など、常にupdateしておかねばならない重要な情報を明解に解説頂き、会員一同有意義な時間を過ごすことが出来ました。
平松教授におかれましては、永らく日本産婦人科学会において産婦人科医のリクルート活動の中心を担ってこられた経験とお立場から、懇親会においても早速初期研修ローテート中の研修医に対するリクルート活動を展開頂き、恐縮致しました。
このページのトップへ