第一回島根婦人科腫瘍研究会が開催されました。

2015年06月17日

平成27年6月4日、出雲ロイヤルホテルにおいて第一回島根婦人科腫瘍研究会が開かれました。一般演題として、島根県立中央病院の森山政司先生の司会の下、島根大学産婦人科 石川雅子先生、松江市立病院 田代雅恵先生、松江赤十字病院 坪倉かおり先生より興味深い症例の報告を頂きました。
続いて、特別講演として新潟大学産婦人科教授 榎本隆之先生をお招きし、「妊娠と子宮頸癌」というタイトルにて最新の治療指針についてご教示頂きました。特に妊娠中のトラケレクトミーの貴重な執刀経験を詳細にお話し頂き、大いに勉強になりました。また、若手産婦人科医へのメッセージを熱く語って頂き、大変感銘を受けました。妊娠中に子宮頸癌に罹患していることが判明した患者様をいかに救うか。手術なのか化学療法なのか。かなり明確に整理することが出来ました。榎本先生にはこの場を借りて深謝申し上げます。
ゲストとして、松江市立病院の紀川純三病院長にもお越し頂き、大変示唆に富むコメントを頂きました。お陰様で非常に活発な討議がなされ、時間を忘れてのdiscussionが展開されました。
懇親会に引き続き、2次会では松江市立病院の入江隆先生にもご参加頂き、楽しい一時を過ごすことが出来ました。
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