腹腔鏡下広汎子宮全摘術を開始しました。
2015年05月16日
H27年4月より腹腔鏡下子宮子宮全摘術を開始しました。これまでは早期子宮頸癌に対する主な治療法として、開腹による広汎子宮全摘術が行われてきましたが、近年、腹腔鏡下広汎子宮全摘術が安全で有用であることが報告されつつあり、平成26年12月より一部の施設で先進医療の取り扱いとなりました。しかしながらこの手術が保険適応となるには、その安全性や有効性についてのさらなる検討が必要とされております。
当科では早期子宮頸癌(IA2期、IB1期、またはIIA1期)で手術療法を受けられる患者さんを対象に、腹腔鏡下広汎子宮全摘術を行い、安全性や有効性について、開腹による広汎子宮全摘術と比較検討することとし、平成27年4月に第1例目が行われました。
内視鏡下に見える骨盤底の複雑な血管走行、靱帯、神経、膜構造などの解剖は開腹手術とは比較にならないほど鮮明で、この利点を最大限に生かすことで、より安全でradicalityの高い手術が可能であると思われます。もちろん神経温存も開腹手術より高いレベルで実施可能であるという実感を得ております。
本手術は先進医療の認可を受けるまでは臨床研究としての取り扱いとなります。そのため手術費用に関しては当病院の負担となり、患者様の負担はございません。
この臨床研究への参加は患者様の自由意志であり、この手術を希望されない場合は通常の保険診療として開腹下の広汎子宮全摘術が行われます。この手術を希望される患者様は当科までお問い合わせ下さい。
当科では早期子宮頸癌(IA2期、IB1期、またはIIA1期)で手術療法を受けられる患者さんを対象に、腹腔鏡下広汎子宮全摘術を行い、安全性や有効性について、開腹による広汎子宮全摘術と比較検討することとし、平成27年4月に第1例目が行われました。
内視鏡下に見える骨盤底の複雑な血管走行、靱帯、神経、膜構造などの解剖は開腹手術とは比較にならないほど鮮明で、この利点を最大限に生かすことで、より安全でradicalityの高い手術が可能であると思われます。もちろん神経温存も開腹手術より高いレベルで実施可能であるという実感を得ております。
本手術は先進医療の認可を受けるまでは臨床研究としての取り扱いとなります。そのため手術費用に関しては当病院の負担となり、患者様の負担はございません。
この臨床研究への参加は患者様の自由意志であり、この手術を希望されない場合は通常の保険診療として開腹下の広汎子宮全摘術が行われます。この手術を希望される患者様は当科までお問い合わせ下さい。