腹腔鏡下子宮体癌根治術を開始しました。
2014年11月30日
これまで先進治療であった腹腔鏡下子宮体癌根治手術が2014年4月1日より保険適応となり、この度当科も施設認定を受けましたので、2014年12月より健康保険による腹腔鏡下子宮体癌根治手術を開始します。従来の開腹手術に比べ手術切開創は格段に小さくなり、下腹部に1~1.5センチ程度の小さな傷口が4-5箇所のみで手術を完遂できます。術後の傷みも少なく、早期退院(術後3-5日)が可能になります。適応は手術進行期1期と予想される子宮体癌です。詳細は遠慮なくお問い合わせください。
骨盤のリンパ節の摘出も腹腔鏡で行います。
続いて子宮の摘出に移ります。
摘出子宮は癌細胞の拡散を防止するために袋に入れて膣より摘出します。
リンパ節、子宮摘出後の骨盤腔はこのようになります。