手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を用いた子宮癌手術を開始しました

2015年07月21日

平成27年6月より手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を用いた子宮癌(子宮頸癌、子宮体癌)手術を開始しました。ロボット支援手術は、今までの腹腔鏡下手術の利点をさらに向上させうる、次世代の医療革新の一端を担う分野です。特に骨盤の深い部分では視野や細かい操作性が腹腔鏡に比べて向上したダ・ヴィンチ支援下手術の優位性が発揮され、根治性や侵襲性にメリットがあると考えます。当科では、このような利点のあるダ・ヴィンチ支援下手術を広く子宮癌の患者さんに提供していきたいと考えております。本手術は現時点では臨床研究としての取り扱いとなります。そのため手術費用に関しては当病院の負担となり、患者様の負担はございません。この臨床研究への参加は患者様の自由意志であり、この手術を希望されない場合は通常の保険診療として開腹下あるいは腹腔鏡下の手術が行われます。臨床研究への参加を希望される患者様は当科まで遠慮なくお問い合わせ下さい。

このページのトップへ