片桐 浩
(益田赤十字病院出向中)
私は平成16年 島根大学を卒業し、現在、島根県で産婦人科に従事しながら大学院生の生活を送っています。学生時代には、自分が産婦人科になるとは全く想像していませんでした。初期臨床研修での産婦人科研修を通して、産婦人科に進むことを決意し現在に至っています。当産婦人科の中では比較的若手なのですが、外見から 10歳以上に見られることもしばしばです。しかし、この職業においては案外老けて見られることもメリットになるときがあります、と自分を慰めて前向きにすごしています。
学生さん、研修医の皆様へ
大学病院、市中病院と、どちらがいいのか悩んでいる人も多いかと思います。自分の意見としては、少なくとも一時期は大学病院で過ごすことが大事ではないか、と考えます。研究の場に触れることで、自分たちの行なっている治療がどのような根拠によって行なわれているか、決まった治療がない場合、自分たちでその疑問を解決することが出来ないかを考える良い機会になるのではないかと思います。(自分も、まだ道半ばですが)
【資格】
日本産科婦人科学会 認定専門医
マンモグラフィ読影医
新生児蘇生法(NCPR)インストラクター